塗装工事における「ケレン」とは?その重要性についてご紹介!

皆様は「ケレン」というものをご存知でしょうか?
聞き慣れない言葉かもしれませんが、このケレンは塗装工事において非常に重要な工程です。
今回は、そもそもケレンとはどのようなものか、なぜケレンが重要なのかについてお伝えしたいと思います。

■塗装工事におけるケレンとは?
ケレンとは、鉄骨を塗装する際に、専門の工具やヤスリなどを使い、サビや古い塗膜を落とす下地処理のことです。
塗装工事で一番最初に行う作業になります。

ケレンは主に鉄骨を塗装する際に行いますが、一般住宅などの塗装の際は高圧洗浄機でしっかり水洗いすることで下地処理を行います。

■ケレンの重要性・目的
・仕上がりを良くする
ケレンを丁寧に行うことで、仕上がりがよりキレイになります。
異物が付着した状態でどれだけしっかり塗装しても、平滑さがなくムラができてしまいます。

例えるなら、女性が行う「お化粧」のようなものです。
お化粧を行う際、洗顔を行い化粧水や乳液でお肌を整えてからファンデーションを塗ることで、お化粧のりを良くします。
洗顔などの下地処理が、塗装工事でいうケレンにあたります。
洗顔や保湿で手抜きをすると、お化粧もキレイに仕上がりませんよね?
そのため、ケレンは仕上がりを大きく左右させる重要なものなのです。

・塗料の密着性・付着性を向上させる
ケレンを省いてサビなどで劣化した部分に塗装をすると、塗料の密着性や付着性が損なわれます。
塗料は、密着性が強ければ強いほど長持ちするものです。
そのため、ケレンをおろそかにすると塗料本来の効果が十分に発揮できなくなってしまいます。
一見サビやカビ・コケなどが発生していなくてもケレンが必要になるのは、塗料の密着度を高めるためです。

■ケレンをおろそかにする業者もいる
今回はケレンの重要性についてご紹介いたしました。
「塗装工事の品質は、ケレンをどれだけ丁寧に行ったかで決まる」と言っていいほど、ケレンは重要なもの。
しかし、ケレンなどの下地処理を丁寧に行ったかどうかは、施工直後に目視で確認することは難しいものです。
そのため、中にはケレン作業をおろそかにする業者もいるのが現実です。

伊東塗装では、ケレンなどの下地処理から決して手を抜くことなく入念に行うことをお約束いたします。
お客様に最高の仕上がりをお届けするためにも、丁寧な作業を心がけているので安心してお任せください。

▼ケレンをご紹介した施工事例はこちら
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